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ヒブ(インフルエンザ菌b型)

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ヒブワクチン

インフルエンザ菌b型に対するワクチンです。

接種方法

初回免疫

1歳未満の接種は当院では行っていません。

追加免疫

通常、初回免疫終了後おおむね1年後に1回接種します。

なお、初回免疫終了後7か月以上の間隔で接種可能で、日本小児科学会では1歳を過ぎたら早めの追加接種を推奨しています。

標準的な期間に接種できなかった場合

  • 7か月以上12か月未満 

初回免疫:4~8週間の間隔で2回接種

追加免疫:初回免疫終了後おおむね1年の間隔で1回接種します。

  • 1歳以上5歳未満:1回接種

副反応

接種部位の紅斑、腫脹、疼痛、発熱などがあります。

重大な副反応として、ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満)、けいれん(0.1%未満)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)などがありますが極めてまれです。

インフルエンザ菌b型(ヒブ)感染症

インフルエンザ菌b型(ヒブ)は子供の細菌性髄膜炎をおこす代表的な菌のひとつです。

ヒブに対する免疫抗体は母親からの移行で生後2か月頃までは免疫力があります。また通常5歳までには抵抗力がつきます。よってヒブ感染症は生後3か月から4歳に発症することが多いのです。

ヒブは通常の生活範囲のどこにでも存在し、ヒブの保菌者もいる(小児においては60-90%が保菌しているという報告もあります)ため、せきやくしゃみなどによる飛沫で感染します。

ヒブはほとんど不顕性感染ですが、喉頭蓋炎、細菌性髄膜炎、敗血症、化膿性関節炎といった侵襲性ヒブ感染症を起こすことがあります。

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