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4種混合(DPT-IPV)

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4種混合ワクチン

DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えた4種混合ワクチンは2012年11月1日から定期接種になりました。

接種方法

第1期(生後3か月以上90か月未満) *当院では1歳以上で行います。

第2期(11歳以上13歳未満)

第1初回接種

当院では行っていません。

第1期追加接種

標準では初回接種後12か月以上18か月未満の間に1回接種するが、初回接種後6か月以降より接種可能です。

第2期接種

11歳以上13歳未満に二種混合(DT)ワクチンを接種します。

副反応

注射部位の発赤、硬結、腫脹、疼痛、発熱、気分変化、下痢、嘔吐、発疹など。

重篤な副反応としてはショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満)、血小板減少性紫斑病(0.1%未満)、脳症(頻度不明)、けいれん(0.4%)など報告がありますが極めてまれです。

*不活化ポリオワクチンなのでワクチン関連麻痺の心配はありません。

百日咳

百日咳は母子免疫(百日咳抗体は胎盤を通過しない)が期待できないため新生児から罹患し、予防接種をしていない乳幼児では重症化します。

(原因)百日咳菌の飛沫感染。

(症状)潜伏期は1から2週間。突然けいれんするようなせきが始まります。「顔を紅潮させてせき込み、息が止まりそうになる」、「息を吸うときにヒューという音がする」。

(合併症)肺炎、百日咳脳症、無気肺、気胸

ジフテリア

(原因)毒素産生型のジフテリア菌の飛沫感染。2歳から5歳に多い。

(症状)咽頭、扁桃に感染して、毒素により心筋炎(心臓)、神経炎(多発神経炎による運動性麻痺)を呈します。

破傷風

破傷風菌は土壌など自然界に広く分布しており、いつでもどこでも罹患する可能性があります。

(原因)破傷風菌が怪我などが原因で組織に入ることで感染します。

(症状)破傷風菌が産生する神経毒素(tetanospasmin)により筋肉の硬直が起こります。適切な処置がなされないと死に至る疾患です。

ポリオ(急性灰白髄炎)

(原因)ポリオウイルス。主に糞口感染。

(症状)感染しても90%は無症状。約1%の感染者で無菌性髄膜炎などを発症し、その後、約0.1%の感染者に非対称性弛緩性麻痺が出現します。麻痺は下肢に多く、麻痺が現れた患者の2/3では恒久的に麻痺が残ります。

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